2月に入ると、寒さが厳しくなる。徒歩キャンプに行きたい気持ちがあるものの、寒すぎるのでキャンプは少しお休み。その代わりに、登山デビューをしようと思う。
なぜ登山に行こうと思ったのか?
そもそも登山に行きたいと思ったきっかけは、ソロキャンプだった。
ソロキャンプで食べるごはんがなぜ、こんなに美味しいのかというと、それはやはり、自分ひとりで苦労して設営し、寝床を準備し、食事を作るというプロセスがあるから。誰にも気を使わず、自然の中で思い切り自分をねぎらえる時間があるからこそ、キャンプ飯は格別に感じる。
キャンプはそれだけで楽しい。でも、もっと大変な思いをした後に自然の中で食べるごはんは、もっと美味しいんじゃないか?
だとしたら、登山後の山頂で晩酌できたら、ものすごく幸せなんじゃなかろうか。
そんな安易な発想から、私は登山に憧れを抱くようになった。
ソロ登山への憧れと不安
実は、グループで登山に行くのではなく、ひとりで山と向き合いたいと思っている。初心者のくせにこんなことを考えていいのだろうか、とも思う。でも、だからこそ準備をきちんとしておきたいと思い、『ソロ登山の知恵』という本を手に取った。この本には、実際にソロ登山をしている人たちの思考や技術が紹介されている。登山の基本だけでなく、「一人で登るときに気をつけるべきこと」 も学べそうだった。

キャンプギアも持っているし、自然の中で過ごすこと自体は好き。でも登山はまた別の話。荷物の選び方も違うし、体力的にどれくらいキツいのかもわからない。
「登山に行こう!」と思ったのはいいけれど、ふと冷静になる。
「いや、待てよ。そもそも何を準備すればいいんだ?」
普段から登山をしているわけではないし、知識も経験もゼロ。だけど、せっかく登るなら準備はちゃんとしておきたい。
そこで、登山初心者の私が試行錯誤しながら準備を進める過程を記録してみることにした。これから登山を始める人の参考になれば嬉しい。
最初の登山スポットは鎌倉アルプス
いろいろ調べた結果、初めての登山スポットとして鎌倉アルプスを選んだ。
- アクセスが良い(都心から電車で気軽に行ける)
- コースが初心者向け(ハードすぎない低山コース)
- 頂上に広場があるので、山ご飯を楽しめる
登山といってもいきなり高い山に登るのはハードルが高い。軽めのハイキング感覚で楽しめるところが、自分にはちょうどよさそうだった。
そして何より、山ご飯を楽しめる広場があるのが決め手。 「バックパックで徒歩キャンプ Backpack Cooking Journey」を運営している私にとって、登山のハイライトは山頂での食事。 今回も頂上でおいしいご飯を作るつもりだ。
まずは装備を揃える(初心者向け最低限のアイテム)
すでに持っているもの
登山靴(昔購入したものを履き慣らして使う)
登山リュック(徒歩キャンプで使っている40-50Lのものを使う)
キャンプ用クッカー&バーナー(山ご飯のために活用)
登山用パンツ(キャンプで使用しているものを流用)
トレッキングポール(テントを立てるために購入したものがある)
エマージェンシーシート(ビヴィとして代用)
水袋(緊急時の水確保)
ミニ保温ポット(寒さ対策)
テーピングテープ(応急処置+着火剤)
登山計画書のコピー(ザックの中に入れておく)
新たに買うべきか迷っているもの
登山用インナー(ヒートテックではNGらしい)
登山服(普段着でOK?要調査)
レインウェア(防寒用に買ったワークマンの680円のジャケットでもいいのか?)
最低限持っていくべきもの
水分(どれくらい必要?)
行動食(エネルギー補給に何がいい?)
地図・登山アプリ(ルート確認用)
クッカー・バーナー・食材(山ご飯用)
折り畳み傘(天候急変時用)
これは必要ない?初心者が悩むアイテム
- 帽子やサングラスはいる?
- 予備の防寒着はどのくらい必要?
🔗 関連記事:ソロ登山の装備リスト|初心者が選んだアイテムと工夫 →(準備中)
まとめ:とりあえず、これだけ揃えたらなんとかなる…はず
初心者だからこそ、慎重に準備すべきだろう。
何が正解なのか分からないことだらけだけど、ひとまず試行錯誤しながら準備を進めようと思う。
また、実際に登ってみて気づいたことはまたレポートする予定だ。
これからソロ登山をやってみたいという方、一緒に気をつけながらやっていきましょう。